7月20日に順天堂大学で第4回日本演奏芸術医学会学術集会が開催されました。
その中のシンポジウム:ダンサーの疲労骨折への多面的アプローチ『バレエダンサーの疲労骨折のリスクファクターと予防』
(Risk Factors and Prevention of Stress Fractures in Ballet Dancers)
〜足部足関節のメディカルチェックからわかること〜でお話しさせて頂きました🩰
今回は、京都バレエ学校での足部健診の結果を踏まえてお話ししました。
疲労骨折には様々な内的及び外的な疲労骨折のリスクファクターがあります。バレエダンサーにとって、ダイエットやトゥシューズは必修でなかなか取り除けない因子の一つですが、今回の研究ではトゥシューズの開始時期が早いこととで疲労骨折との間で関係性があることがわかりました🩰
国際ダンス医科学研究会(IADMS)が提唱している通り、筋骨格系の発達が十分になってから履き始めるのが良いとの結果と一致しています。
これは、ダンサーだけでなく指導者や保護者にとっても忍耐強くないと解決できない問題ですが、今後の課題として大切なポイントです⭐️